【こんな時だからこそ!鉄鍋クッキング】 ~塩で愉しむドライエイジングビーフ~

こんにちは。鉄鍋伝道師 山口です。(^_^)v

美味しい手作り料理は家族、友人、そしてもちろん自分も元気にします。幸せにします。
こんなときだからこそ、おうちで鉄鍋クッキングを大いに楽しもうではありませんか!!

NHK「プロフェッショナル ~仕事の流儀~」にも出演した、滋賀県の精肉店「サカエヤ」の新保さんが手当てした熟成牛肉(ドライエイジングビーフ)をシンプルに鉄で焼きます。
北の大地のあか牛という経産牛です。

ドライエイジングならではのナッツのような香り。熟成させているので色は少しくすんだ感じの赤です。

ミートサーモプレートに乗せて常温に戻してから、プロアルテ・グリルパン(大)ミートプレスというお馴染みの組合せで焼きます。今回は塩を振らず「素焼き」です。

ドライエイジングビーフならではの香りが鼻腔をくすぐる!!

適度なサシが入っているので焼き目も綺麗につきます。


この画だけで赤ワイン1本空きそう。

で、今回素焼きにしたのは、いろんな塩でこの肉を愉しむためです。
用意したのは、「土佐の塩丸(元祖版)」、英国王室御用達「Maldon」のseasaltとスモークソルト、そしてスペインのサンセバスチャンで買ったフレークソルト、そしてフランスのカマルグフルールドセル。いずれも海塩です。

いつも食卓でメインで使っているのは土佐の塩丸(元祖版)。カドがなくまろやかで万能に使える塩で、かれこれ20年以上愛用している我が家のメイン塩です。

COOK & DINE HAYAMAオリジナル 溝付きカッティングボード

ただ、今回のドライエイジングビーフのような力強い香りと味をもつ肉だとちょっと物足りない感じです。このように食べ比べると塩もそれぞれずいぶん味わいが違うのがよくわかります。

このカットした肉に、塩を指でつまんでパラッとかけて食べるのですが、この肉にはスペインの塩が一番合いました。もちろん個人の好みは分かれると思いますが。
でもこの塩は、白身の刺身を塩とレモンで愉しむならちょっと辛みがきついと思います。

塩ってそのまま舐めてあじわうものではないので、舐めて辛いとか甘いとかだけではその塩の持つ力はわかりません。どの料理に、どの素材に合わせるかということです。

味わいが異なる何種類かの塩を常備しておくと、こんな味比べも愉しめますよ。
いやー、この肉旨いわー。

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