尾赤むろあじの干物

こんにちは。鉄鍋伝道師 山口です。(^_^)v

先日、飛び切りの鮮度の尾赤(おあか)むろあじが手に入ったので
干物にしました。

その名の通り、尾びれが赤いむろあじで、今が旬。
脂がのってまるまると太り、まるでサバのようです。

流通量が少ないのでマイナーな魚で価格も安いのですが、
この時期のものはとても美味ですよ。

鱗をとり、開いてキレイに掃除したら水分を丁寧に拭き取ります。

そして何度かご紹介していますが、私のやり方はまずうっすら身側と皮側に
魚醤を塗ります。数滴垂らして、手で全体に広げる感じで。
今回はナンプラーでしたが、ニョクマム、しょっつる、いしるなどでもOK。
鮮魚に魚醤なので、とにかく相性がいいんです。

そしてさらに両側にしっかりと塩を振って、干物カゴ で天日干し。
よく塩水に漬けるレシピがネットや本にもありますが、手間も干す時間も
かかるので、
数尾程度の干物なら、圧倒的に振り塩方式のほうがカンタンです。

今回の魚は大ぶりで太っていて肉厚だったので、結局まる2日ベランダで干しました。
この時期はずっと出しっぱなしでも傷まないし乾燥しているので、干物作りには
最高の季節ですよ。

表面が「ちょっと乾きすぎたかな」ぐらいがちょうどいいです。
これをラップして冷蔵庫に入れると、中の水分が表面に戻ってきて
しっとりしますのでご心配なく。

焼くと手作りならではのしっとり、ふっくら、ジューシーな干物が愉しめます。

干物と塩焼きの中間ぐらいの、絶妙な食感に言葉を失います。
ナンプラーと塩のいい塩梅。


う、旨すぎる・・・・。

 

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