ひんぎゃの塩、入荷しました~♪

こんにちは。鉄鍋伝道師 山口です。(^_^)v

8月と9月に連続してテレビで取り上げられ、注文が殺到した「ひんぎゃの塩」が入荷しました!!

火山の蒸気熱で結晶化した、鬼ヶ島伝説の島の塩

伊豆諸島・最南端の島 青ヶ島産

「ひんぎゃの塩」

地熱蒸気を噴き出す噴気孔 「ひんぎゃ」 

島の言葉で「ひんぎゃ」と呼ばれる火山噴気孔が島のあちこちにあります。この「ひんぎゃ」から噴き出す蒸気熱を利用して自然塩を作っています。

※ ひんぎゃは「火の際(きわ)」が語源だそうです。

数多ある手作りの海塩の中で、その味わいの深さは日本屈指のレベル。
3週間かけてじっくりと結晶化させてこそ、初めてこの味わいとなるのです。

 

火山の地熱でじっくりと結晶化。

促成では出せない、深い味わい。




青ヶ島は東京から約360km離れた、有人の島としては伊豆諸島最南端に位置し、黒潮本流の真只中にあります。あの桃太郎の「鬼ヶ島」は、この青ヶ島だという伝説があります。



八丈島から船で2時間半。ヘリで20分。いずれにしろ遠い・・・。

太平洋にポツリと浮かぶ青ヶ島。海からせり上がる島の佇まいは、地球のいにしえの営みによるもの。

→ 青ヶ島の人口は 174人で、日本一小さな自治体です。 (2011年3月現在)



世界でも珍しい二重式火山があり、その内輪山である、丸山の周辺では、今でも地中から蒸気が噴き出しています。

島の四方は断崖に囲まれており、湾の地形を有していないため、昭和35年頃より現在まで湾岸工事が進められていますが、まだ完成には至っていないとのこと(!)。波が高い日は船はクレーンで吊って陸揚げ。 【写真右】

風が吹けば船が欠航することが多く、物流が途絶えることも少なくないようです。よって、移動手段の中心は八丈島との間のヘリコプターとのことです。

黒潮の海水を汲み上げ、ひんぎゃの熱を利用して約3週間ほどかけてゆっくりと水分を蒸発させていきます。




【本当の「甘み」を感じる塩。】


世の中に数多ある、いわゆる「美味しい塩」の中でも、この「ひんぎゃの塩」は味わいに深みのある日本屈指の塩だと思います。
成分の特徴としてはカルシウム分が特に多く、塩化ナトリウム分は約91%。
塩化ナトリウム以外のミネラル分が少ないと、角が立ったいわゆる精製塩のような味ですし、多すぎると雑味が強く、肝心のしょっぱさも足りません。大事なのはやはり「バランス」ということですね。


よく美味しい塩に対して「甘みを感じる」という表現がありますが、多くの塩は「ピリピリしない、角がとれたまろやかな塩」を「甘い」という表現に置き換えているだけでは?と感じるモノが多いように思います。

個人の味覚は様々なので一概には言えませんが、本物の食を求めて色々な自然塩をお試しになっている方であれば、このひんぎゃの塩のまろやかさ、奥深い旨味はもちろんですが、本当の「甘み」をしっかりと感じられると思います。

当店で大人気の完全天日塩「土佐の塩丸」もそうですが、促成ではなくじっくり時間をかけて結晶化すると、塩の味わいはこんなにも優しく、深くなるのか・・・・と感慨深いモノがあります。(人間も同じか?)


いろいろな美味しい塩を探す旅は、もう終わりにしてもいいかもしれませんよ。




粒は粗いですが、湿った塩ではないので使いやすく、振り塩としても最高です。




【 食卓では、こうして使って下さい 】

たとえば天ぷら屋さんで小皿に塩を盛って出てきますが、天ぷらをあれにつけると塩がつきすぎてしょっぱく、繊細な味が台無しになることがよくあります。醤油とは異なるので、この方法自体にやや無理があるように思います。

オススメは、写真のように小さな器に入れて、直に指でつまんで振りかける方法。この類の器で、耳かきのようなさじがついているモノがありますが、粒が粗い塩には向きません。
何より、人間の指は繊細な量の加減ができるので、自分の指で振るのが一番美味しいですよ。


レストランさんであれば難しいでしょうけれど、ご家族内であればぜひ直指(ぢかゆび)にこだわって下さい。

 


「ひんぎゃの塩」で、貴方の食卓が
より豊かなものになることでしょう。

 

遮るものがなにもない、青ヶ島の夕照。



200g入り 980円(税込1,078円)

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