中部地方の伝統工芸で迎える新春フェア in 名古屋
中部地方の伝統工芸で迎える新春フェア
飛騨春慶×越前漆器×山中漆器

この中部地方には、その土地土地に根付いた、多くの国指定の伝統工芸品があります。
木に感謝しながら作られた、ぬくもり感じるお重で彩る、この地方の食材。
1500年続く技術を継承した、職人さんの手塗りのお椀で味わう、お雑煮。
華やかに描かれた蒔絵のうつわで、新しい年の幸せを願い迎える元旦の祝宴。
2026年9月には、名古屋で第20回アジア競技大会が開催されます。
そんな年の初めに、あらためてこの地方の素晴らしい工芸に触れて、楽しまれてはいかがでしょうか。
【飛騨の木々への感謝を込めて作られる、飛騨春慶塗】
~岐阜県 高山市~

国の伝統的工芸品に指定されている、「飛騨春慶塗」。
その特徴は、加飾をほとんど施さないことにあります。
ほかの漆器が、 木地を塗り込め、沈金、蒔絵などで絢爛豪華を 目指すのに対して、飛騨春慶は、木地そのものを見せ、引き立て
ることに主眼をおきます。彩色に頼らず、木の風合いを生かすこと を目指して作られたその背景には、木に囲まれ、木に生かされ、
木とともにあるという、飛騨人の木への愛着と畏敬が飛騨ならでは の工芸品を生み出したといえます。
【国産の木と製法にこだわり続ける、 山中漆器】
~石川県 加賀市~


この産地で昔から汁椀の製作に貫かれている、木地取りの方法「縦木どり」は、木が成長するままの方向を向くように刳り貫かれています。他産地では効率を重視するために敬遠される方法ですが、永く使っていただくためには相応しい製法といえます。
地元の木を知り尽くした、木地職人さんの技を感じられる一品たち をご紹介します。
【堅実なうるし工芸を作り続けて1500年 越前漆器】
~福井県 鯖江市~



1500年の歴史があり、昭和50年に大阪管内で初の国の伝統的工 芸品に指定された、「越前漆器」。
その生産工程に大きな特徴があります。それは産地全体で分業体制が確立しており、素地づくり、塗り、加飾などさまざまな工程の作業を専門家がしていることです。これが美しさ、堅牢さなど品質の安定と、高い生産能力につながっています。
中部地方の伝統工芸で迎える新春フェア in 名古屋
2026年1月4日(日)まで(最終日は18:00まで)
名古屋中日ビル店にて開催




























